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在宅勤務が増えて、目が疲れていませんか?

新型コロナウイルスの感染拡大により私たちの暮らしや働き方が大きく変わってきました。在宅勤務が増えたことによりパソコンなどのデジタル接触時間が増えました。そのため、目の疲れに悩んでいる人が増加しています。

今の私たちにはパソコンなどのデジタル機器は必需品です。目を労わりながらデジタル機器とも上手に付き合っていきたいですね。

そこで、今回は在宅勤務における目の健康維持についてお話したいと思います。

 


在宅勤務で増えている目の疲れとは?


在宅勤務によって、パソコン・スマホの使用時間が増えたと言われています。パソコンやスマホによる目の疲れには2つの原因が考えられます。

①目の周りの筋肉が疲労

パソコンやスマホを長時間見ることにより、常に目のピントを合わせている状態になり、目の周りの筋肉が疲労し目の疲れが生じます。ブルーライトも目の疲れにつながります。

目の疲れ以外にも首や肩こり、頭痛、イライラなど全身に疲れを感じる状態を眼精疲労といいます。

②ドライアイ

パソコンで作業すると画面を凝視してしまうため、まばたきの回数が減ります。ドライアイになると目の表面が乾いて傷つきやすくなり、目の疲れが生じます。

 


在宅勤務(テレワーク)で気をつけたいこと


◯パソコン使用時の環境を整えましょう。

パソコン画面との視距離や椅子や机、部屋の照明や湿度などを適切にすることが、疲れ目予防に大切です。ブルーライトカットのメガネもお勧めです。下の図を参考に環境を整えましょう!

出典:厚生労働省「自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備」

◯1時間に1回休憩を取りましょう。

1時間に1回、15分程度休憩を取り、目を休ませましょう。目・首・肩のストレッチや窓を開けて少し太陽に当たるのもお勧めです。意識して瞬きをすることも大切です。

◯こまめに水分補給をしましょう。

水分不足も眼精疲労の原因になります。こまめに水やお茶を飲みましょう。

◯栄養バランスの取れた食事をしましょう。

1食の目安として、主食(ご飯、パン、麺類)1品+主菜(魚、肉、卵、豆腐)1品+副菜(野菜、海藻)2品揃えると栄養バランスが取れます。

◯充分な睡眠を取りましょう。

目や全身の疲れには充分な睡眠が大切です。7〜8時間の睡眠が理想的です。

 


目に良い成分を取り入れよう


目が疲れている方には、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・アントシアニン・アスタキサンチン・ルテインがお勧めです。積極的に食事に取り入れていきましょう。食事で取ることが難しい成分はサプリメントを利用するのも1つの方法です。

◯ビタミンA

視覚機能を調整します。網膜に存在して光を感じるロドプシンというたんぱく質の材料となるため、不足してはならない栄養素です。

ビタミンAが多く含まれている食材:レバー、うなぎ、卵、緑黄色野菜

◯ビタミンB1・ビタミンB2

視神経の働きを良くしてくれます。

ビタミンB1・ビタミンB2が多く含まれている食材:豚肉、レバー、豆類

◯アントシアニン

目を酷使すると網膜に存在するロドプシンの再生が遅れ眼精疲労が生じます。アントシアニンはロドプシンの再合成を助け網膜の血流を良くし、視覚機能を改善すると言われています。

アントシアニンが多く含まれている食材:ビルベリー(ブルーベリー)

◯アスタキサンチン

眼精疲労を改善した研究報告があります。

アスタキサンチンが多く含まれている食材:エビ、カニ、鮭

◯ルテイン

目の網膜を保護し、失明の原因となる黄斑変性症や白内障を予防すると示唆されています。

ルテインが多く含まれている食材:ほうれん草や小松菜、かぼちゃなどの緑黄色野菜、卵黄

 


さいごに


快適な在宅勤務になるように目を労わりながら、上手にデジタル機器と付き合っていきましょう。

管理栄養士

吉岡彩

<学歴>
法政大学文学部卒
女子栄養大学栄養学部卒

<職歴>
・損害保険会社にて事務及び講習会講師業務
(その後女子栄養大学を卒業)
・病院にて管理栄養士として給食管理、集団栄養指導、個人栄養指導など
 栄養管理業務を担当
・健康診断専門のクリニックにて管理栄養士として特定保健指導、栄養相談業務を担当
 (今までの特定栄養保健指導の面談及び継続支援者数962名)

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